カレーの作り方



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カレーはもはや日本食

カレーほど日本人に浸透している外国料理は数少ないような気がします。他の料理ではラーメンなんかが同じ感じでしょうか。


もともと日本食ではないのですが、様々な変遷を経ながらこれほどまでに日本人に浸透した料理もめずらしいです。


カレーが日本に入ってくるまでは、まず、イギリスがインドから本国に持ち込み、それが日本に入ってきたというのが通説のようです。


しかしながらはっきりとしたことはわかりません。


ちなみに、あなたのおふくろの味はどんな料理ですか?


と質問すると、60代以上の方はやはりお味噌汁とか煮物とかおっしゃる方が多いようですが、50代、40代と年齢を下っていくほどに、洋食のメニューが増えてきます。


ハンバーク、海老フライ、カレーライス……という具合に、今の子供たちでも好きそうなメニューが増えるのですね。


ハンバーグ.jpg


昔はひとことにカレーを作るといっても、市販のルーがありませんでしたから、きちんと小麦粉をバターで炒めて、そこにカレー粉を加えてという、ルーづくりからしなければなりませんでしたが、技術の進歩にともなって、良質のカレールーが市販されるようになりました。


甘口から激辛まで、それこそ今日本で市販されているカレールーの数はかなりのものになるのではないでしょうか。


一般的にカレーというのは、洋食屋さんと家庭、あるいはそば屋のカレーという具合に分かれていたような気がするのですが、それの様相が少々変わり始めたのは約20年くらい前からだと思います。


つまり、それまで日本にあったのは、具がポークであったり、ビーフであったりしましたが、それらのベースの味はどんなものかというと、イギリスの海軍カレーのような味わいのものだったと思われます。


カレーライス.jpg


これは、味の流行り廃りがなく、日本人の味覚に合っているようです。


食べるとほっとするような味ですね。


この味は今でも日本人の舌に合い、人気もあります。


それが、20年くらい前に始まったエスニックブームのおかげでしょうか、本場インドのカリーやナンが市民権を得るようになりました。


カリーとナン.jpg


インドはチキンが主ですが、それ以外にも魚、豆、羊など、それまで日本人があまり食べたことのない種類のカリーもたくさん見かけるようになりました。


他方、東南アジア各国のカレーも注目されるようになりました。


カレーは黄色いもの(または茶色いもの)という考えが打ち破られるのが、東南アジアのカレーがメジャーになってからです。


日本では洋食屋さんであっても、家庭であっても、色は黄色から茶色いものが多いです。


ですが、タイ料理が有名になってくると、グリーンカレーや、ココナッツミルクを使った白っぽいもの、またレッドペッパーを使った赤くて辛いものなどが日本人のこころをつかみます。


そして、それまでとろみのあるカレーを食べて来た日本人がカルチャーショックを受けたのは、その色よりのとろみのなさかもしれません。


つまりスープカレーの登場です。


そんなところから、長粒種のコメの需要も出て来ました。


インドや東南アジア系のカリーには、ぱさぱさとした長粒種のコメがあうようです。


数十年前には、本格的なカレーを作りたくても、なかなかスパイスの手に入りませんでした。


今では作ろうと思えば、デパートでも通販でもかなり種類の豊富なスパイスを扱うようになりましたから、まったく問題がありません。


カレースパイス.jpg


戦時中はカレーライスが辛子入り汁かけ飯と呼ばれていました。


それくらい昔から日本人にはなじみがあったわけです。


その時代から半世紀以上経ちました。


洋食屋さんの昔ながらのカレーもおいしいし、専門店のももちろんおいしい。


インド料理の店のカリーもおいしいし、東南アジア料理のお店のカレーもおいしい。


でも、一番ほっとするのは、家で食べる母親の作るカレーかもしれませんね。

ベジタリアンのカレールー

健康に気遣う方が増えたせいか、日本のベジタリアン人口も増えてきたようです。

そんな方たちが頭を悩ませがちなのがカレー。

日本人の国民食ともいわれるくらい、日本人に浸透してきたカレーですが、家庭ではカレールーを使って使うことが多いので、どうしてもベジタリアンやビーガン(ヴィーガン)の方たちにとっては悩みの種。

だって、カレーって美味しいですものね♪

しかしながら、通常のカレールーには動物性油脂や、動物性のブイヨンが入っている物が圧倒的です。

じゃあ、ベジタリアンはカレーは食べられないの? というと、そうでもないみたいですよ。

最近ではベジタリアン用のカレールーというものをみかけるようになりました。

まだまだ市民権は得ていないようですが、自然食品のお店などに行くと売っています。

考えてみたら、インドはほぼベジタリアンの国なんですよね。

肉や魚を使わなくても、豆のカレーなど種類は豊富です。

私はタマネギ、エリンギ、しめじ、にんじん、ピーマンを使って作ってみました。

ベジタリアン用のカレールーの場合、唯一の難点は少々あっさりしているところかな?

これは私が食べてみて感じたことなので、ほかの方がどう感じるかは分かりませんが、もうちょっとコクがあっても……と思ってしまったのもたしか。

そのあたりは、自分で香辛料をプラスしたりして調整できます。

風味が足りないなあと思ったら、ガラムマサラを入れてみたり、もっと辛いのがいいというときには、レッドベッパーをいれてみたり……という具合にです。

自分で味を調節するときのポイントは、必ず少量ずつ加えていくということ。

味を確かめながら自分の好みのカレーを作るのも楽しそうです。

私が食べたベジタリアン用のカレールーはこれです。
コレ↓


私は池袋東武の正直村という自然食品のお店で見つけましたが、楽天などの通販でも買えるみたいです。

また、ベジタリアン用のカレールーは何種類か出回っているので、お好みの味を探して下さい。

炒めタマネギ 画像あり

おいしいカレーを作るなら、絶対に欠かせないのが炒めタマネギです。


といっても、どれくらい炒めればいいのか分からないという方もいると思うので、私の基準で作った炒めタマネギの画像を載せてみました。


今回は3人分のカレーのはずでしたが、実際には5人分くらいできてしまいました。


タマネギは中サイズくらいのものを3個使用。


1 まずタマネギの皮をむき、きれいに洗います。


2 タマネギのてっぺんと、根の部分を切り落とし、縦半分に切ります。


3 タマネギの繊維と切り口が直角になるように(まな板に半分に切ったたまねぎを横に置きます)ザクザク切っていきます。←千切りよりも太くてOK。


4 鍋を弱火にかけ、オリーブオイル(お好みの油でOKです)を小さじ2くらい入れて、よくなじませてからたまねぎを入れます。


たまねぎを鍋に入れるとこんな感じです。
生タマネギ


5 弱火と中火の間くらいの火加減でじっくり炒めていきます。
※ポイントは弱めの火でじっくりと炒めていくことです。


6 1時間くらい炒めると下の画像のようになります。たまねぎの量がぐっと減ります。

炒めタマネギ


ここまでできたら、もうカレーは八分方できたようなものです。あとは野菜などの具と水をいれて柔らかくなるまでクツクツ煮込んで、カレールーやカレースパイスを入れて出来上がり!!です。


じっくりと弱めの火で炒めることによって、たまねぎのうまみと甘みが引き出されます。


炒めたまねぎはさましてから冷凍保存をしておく人もいます(毎回作るのは大変ですからね)


また、炒めたまねぎの瓶詰めは大きいスーパーやデパートのスパイス売り場などで売っています。


楽天市場などでも売っていますので、忙しいときには便利ですね。