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カレーは薬膳
医食同源という思想のもとに、食医という医者までいたお国柄ですからね。
カレーはなんとなくそういった「体によい食べ物」というイメージからはかけ離れているかもしれません。
でも、カレーに使われる香辛料は、ほとんど漢方薬だそうです。
たとえば、ターメリックと呼ばれる香辛料の中国名は鬱金(ウコン)です。
ウコンは健康食品でも有名ですね。
肝臓に効くといわれていますが、これは漢方薬の一種です。
カタカナで書かれているカレーに使う香辛料は、みんなこういった漢方薬の一種であることが多いんです。
つまり、カレーは漢方薬のかたまりみたいな食べ物なのですね。
これは、インドという暑くて衛生状態があまりよくなかった地域だからこその知恵かもしれません。
暑くて食欲がなくても、香辛料をうまく使えば食欲がわきます。
また、エアコンなどがなかった時代には、発汗作用を促す香辛料を摂取することで、新陳代謝を高め、健康を維持したとも考えられます。
このように考えてみると、カレーはおいしい健康食のようですね。
昔風のカレーをおいしく作る
昔風のカレーというのは、ルーの段階でカレー粉をよく炒めるので、香ばしさは出るのですが、香りの点ではちょっとものたりません。
そういう場合は、ルーを作るときに加えるカレー粉の量を半分にし、残りを仕上げの段階で入れると香りが出ます。
また、香りの面を重視するなら、ガラムマサラも見のがせません。
昔のカレーにはガラムマサラは使っていないことが多いですが、ガラムマサラを加えると、香りに段階が出ます。
ただ、あまりガラムマサラを重視しすぎると昔風のカレーではなくなってしまうので、使うときにはほどほどに、がコツです。
ヘルシー雑穀ご飯の夏野菜カレー
十五穀ご飯とか雑穀ご飯がはやってますよね。
これは健康にもいいですし、美味しいです。
雑穀ご飯が苦手な人でも、カレーといっしょになら抵抗なく食べられるのではないでしょうか?
材料(4皿分)
お好みのカレールー(辛口)
牛肉 200g
パプリカ 1個
ジャガイモ 小1個
プチトマト 1パック
枝豆(生でも冷凍でも可)160グラム
サラダ油 大さじ
1
作り方
1 牛肉は3cmくらいの幅、タマネギは薄切り、ジャガイモとパプリカは一口大に切ります。
2 枝豆はゆでてさやから出しておきます。
3 厚手の鍋にサラダ油を熱し、牛肉とタマネギをよく炒めます。
4 さらにジャガイモとパプリカも加えます。
5 水を加え、沸騰したらあくを取ります。
注)アクは根気よくとってくださいね。出来上がりに差がつきます。
6 材料がやわらかくなるまで弱火でコトコト煮込みます。
7 いったん火を止め、ルーを割り入れて溶かし、プチトマトを加えてから再び弱火でとろみがつくまで煮込みます。
8 最後に枝豆を入れます。
9 皿に雑穀ご飯を盛り、カレーをよそって出来上がり。
油脂量を約50%低減することでスパイスの香りを引き立たせた、キレのあるおいしさのカレールーです。
原料油には植物油脂を使用。
油脂量を低減することで、既存のジャワカレーからカロリーを30%オフ!!
新製法で香りを引き立たせたスパイスは、さわやかな辛さでキレのあるおいしさに仕上げています。
炊飯器にいれ、お米と一緒に炊くだけで香ばしい十五穀ご飯が食べられます。
半熟卵入りカレー
カレーにゆで卵って合いますよね。
インドではカレーに直接卵を割り入れるそうですが、そうするとカレーがにごってしまうので、ここでは半熟卵を入れることにします。
材料(4人分)
卵 8個
タマネギのみじん切り 2個分
にんにくのみじん切り 大1かけ分
ショウガのすりおろし 小さじ1
トマト(完熟) 2個
ココナッツミルク 1カップ
温かいご飯 4人分
揚げタマネギ 1/2個分
サラダ油 大さじ4
赤唐辛子 4本
ローリエ 1枚
シナモンスティック 1/2本
カレー粉 大さじ3
ターメリック 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1/2
顆粒スープの素 小さじ1/2
塩 小さじ1+小さじ1と1/2
作り方
1 タマネギをみじん切りにします。
2 にんにくをみじん切りにします。
注)めんどうな方はタマネギとにんにく一緒にをフードプロセッサーに入れてペースト状にしてもOK。
3 ショウガをすりおろします。
4 厚手の鍋にサラダ油を弱火で熱し、タマネギ、にんにく、ショウガを入れてゆっくりと炒めます。
5 タマネギがしんなりとしてきたらふたをして、ときどきかき混ぜながら、40?50分ほど弱火であめ色になるように炒めます。
6 別の鍋に卵とかぶるくらいの水を入れて、菜箸で卵を静かに転がしながら中火にかけます。煮立ってきたら弱火にして6分くらい茹でて冷水につけます。
注)冷水で冷やすと薄皮がきれいにむけます
7 トマトは包丁の刃先でヘタをくりぬき、反対側に十文字の浅い切れ目を入れる。
8 熱湯でトマトを1分ほどゆでて冷水につけて冷まし、切れ目から皮をむいて横半分に切る。
9 タネを取り除いて1cm角に切る。
10 タマネギがあめ色になったら、赤唐辛子、ローリエ、シナモンスティック、カレー粉、ターメリック、チリパウダーを加えてサッと炒め、水2カップ、顆粒スープの素、湯むきして刻んだトマト、ココナッツミルクを加えて中火にする。
11 煮立ったら塩を加えて混ぜ、ふたをして弱火で15分くらいコトコト煮込む。
12 ゆで卵を加えてひと煮して器に盛る。
13 別の器にご飯を盛り、揚げタマネギ(下記参照)を散らします。
揚げタマネギの作り方
タマネギを縦に薄切りにし、低温の油でじっくり揚げます。
ほうれん草とひき肉のカレー
ほうれん草をフードプロセッサーにかけたソースを味のベースにします。
ここでは鶏肉を使っていますが、その他のひき肉でも美味しく作れます。
材料(4人分)
ほうれん草 400g
鶏ひき肉 150g
タマネギのみじん切り 大2個分
にんにくのみじん切り 大1かけ分
ショウガのすりおろし 小さじ1
トマト 2個
粉チーズ 適量
サラダ油 大さじ4
赤唐辛子 2本
ローリエ 1枚
シナモンスティック 1/2本
クミンシード 小さじ1/2
カレー粉 大さじ2
ターメリック 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
塩 小さじ1と1/3
作り方
1 タマネギ、にんにくをみじん切りにします。
注)実はここのところ、タマネギとにんにくをフードプロセッサーに一緒に入れてペースト状にしても美味しく作れます。
2 ショウガをすりおろします。
3 厚手の鍋を弱火で熱しサラダ油を引き、タマネギとにんにくのみじん切りとしょうがのすりおろしを入れます。
4 タマネギがしんなりとしたら、あめ色になるまでゆっくりと40分から50分くらい炒めます。強火で焦がしてはいけません。ここがカレーの美味しさをにぎります。
5 ほうれん草は塩少々(分量外)を入れた熱湯に根の方から入れ、さっとゆでて水にとります。水にさらすことで色止めをします。
6 ほうれん草の水気をしぼり、1cmくらいの長さに切ってフードプロセッサーに入れ、撹拌します。ペースト状になるまで撹拌してください。フードプロセッサーがない場合は、包丁で細かく刻んでもOKです。
7 トマトは包丁の刃先でヘタをくりぬき、反対側に浅く十字の切れ目を入れます。
8 トマトを熱湯で1分くらいゆでて冷水につけて冷まし、切り目から皮をむいて横半分に切り、種をのぞいて1cm角に切る。
9 タマネギがつややかなあめ色になったらひき肉を加えて炒め合わせる。
10 ひき肉の色が変わったら、赤唐辛子、ローリエ、シナモンスティック、クミンシード、カレー粉、ターメリック、チリパウダー、ガラムマサラを加えてサッと炒め、水2カップと8のトマトを加えて中火にする。
11 鍋が煮立ったら弱火にし、コトコト15分ほど煮る。
12 ペースト状にしたほうれん草と塩を加えてさらに5分ほど煮ます。
13 器にもって粉チーズをふって出来上がり。ご飯かチャパティを添えてください。
ラムカレーと簡単チャパティ風パン
ラムは女性に最適のお肉だそうです。
ちょっとくさみがあるけれど、カレーにすれば気になりませんよ。
骨付きのまま煮込んでくださいね。骨からよい味が出ます。
材料
ラム肉(骨付き)
タマネギ
大豆の水煮
ホールトマト(1缶)
カレー粉
オリーブオイル
にんじん
しょうが
にんにく
バター
塩
コショウ
デュラムセモリナ粉
注)カレーの具はお好みの量で作ってください。
作り方
1 タマネギ、しょうが、にんにくはみじん切り、にんじんは粗く刻んでおく。
2 厚めの鍋にバター適量をとかし、タマネギを中火でつややかなあめ色になるまで根気よく炒めます。
3 別のフライパンにオリーブオイルをひき、しょうがとにんにくを入れて炒め、ラム肉の両面に焦げ目をつけておきます。軽く塩コショウもしてください。
注)ラム肉は煮込むので、火が完全に通らなくてもOK。表面に焦げ目をつけて、うまみを閉じ込めます。
4 ラム肉、にんじん、大豆、ホールトマトを2の鍋に加え、水をひたひたにそそいでコトコト煮込みます。
注)ホールトマトは種とかが気になる人はザルなどでこして入れてください。気にならなければそのままドバッといれてOK。
5 鍋の具に火が通ったら、アクをとってカレー粉を入れます。カレー粉は少量でもけっこう辛いので、味をみながら入れてくださいね。ソースとかケチャップ、チャツネを加えると味に奥行きがでます。あくまでも隠し味としてね。
6 デュラムセモリナ粉250gに塩水(水100ccに塩小さじ1をくわえたもの)を入れ、オリーブオイル大さじ1もくわえてよく混ぜる。
7 耳たぶくらいの固さになったら、適当な大きさにわけて手のひらで平べったくつぶす。
8 熱したフライパンにやや多めにオリーブオイルをひき、焼き色が付いてところどころ膨らんでくるまで7を焼きます。
9 皿にカレーを盛り、8のチャパティを添えて出来上がり。
ナイフとフィークを使って食べてもいいですし、めんどうなら最初にラムの骨をとってから皿に盛りつけてもいいです。
ワンポイント
オリーブオイルは、不飽和脂肪酸が多く、コクがあるので体によい油と言われています。
イタリア女性が美しいのは、オリーブオイルをたっぷりつかった魚料理や野菜料理を食べているからという話もあります。
大豆は乾燥したものを煮るのはめんどうですが、水煮ならめんどうなこともなく、良質のタンパク質がとれるのでおすすめです。
大豆の他にレンズ豆やひよこ豆でもおいしくできます。
クジラのカレー
近頃めっきり高級品になった鯨ですが、鯨カレーはなつかしい味がします。
材料(分量はお好みで適宜)
鯨(赤身と舌)
タマネギ
にんじん
ジャガイモ
ショウガ
ニンニク
カレー粉
塩
コショウ
しょうゆ
砂糖
ウスターソース
サラダ油
薄力粉
作り方
1 鯨肉は半解凍のまま薄くスライスする。舌は身の部分(白くない部分)をメインに使う。
2 タマネギ、にんじん、ジャガイモは皮をむき、好みの大きさに切る。
3 ニンニク、ショウガはみじん切りにする。(ショウガはたっぷり)
4 鍋にサラダオイルを熱し、ショウガ、ニンニクを入れて香りを出し、鯨肉を入れてよく炒める。
5 野菜を加えてさらに炒め、軽く塩、こしょうをし、カレー粉をふり、全体にまぶす。
6 水を注ぎ、はじめは強火で、沸騰したら中火にしてあくを取りながら1時間ほどコトコト煮込む。
7 カレー粉をたっぷり入れて混ぜ、しばらく煮て味をなじませ、味をみながら塩、こしょう、しょうゆ、ウスターソースで味を調える。
8 砂糖を隠し味に少量入れる。
9 好みの味になったら水とき薄力粉を加えてとろみをつけて出来上がり。
ちょっと手間をかけたカレー
といっても、スパイスをブレンドしたり、特殊な香辛料を使う必要はありません。
ポイントはタマネギです。
だいたいカレールーの作り方に書いてある2倍から3倍くらいのタマネギを用意して下さい。
それを薄切りにします。
そうすると、ボウルいっぱいになってしまうとおもうのですが、それで結構です。
そのタマネギを炒めるのですが、弱火から中火で1時間くらいゆっくりゆっくり炒めます。
そのうちタマネギが飴色になって、量もぐっと減ります。
このタマネギを使ってカレーを作ると本当においしいですよ。
それが面倒な方にはこういうものもあります。

これは、もうすでにタマネギが炒めた状態でレトルトパックになっているものです。
ビンは詰めのものもありますが、ビンは捨てるのが面倒という方にはこちらの方が便利だと思います。
時間がかかるので、ちょっと時間をかけられる日に、炒めタマネギから作るおいしいカレーに挑戦してみて下さい。



