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カレーはもはや日本食
もともと日本食ではないのですが、様々な変遷を経ながらこれほどまでに日本人に浸透した料理もめずらしいです。
カレーが日本に入ってくるまでは、まず、イギリスがインドから本国に持ち込み、それが日本に入ってきたというのが通説のようです。
しかしながらはっきりとしたことはわかりません。
ちなみに、あなたのおふくろの味はどんな料理ですか?
と質問すると、60代以上の方はやはりお味噌汁とか煮物とかおっしゃる方が多いようですが、50代、40代と年齢を下っていくほどに、洋食のメニューが増えてきます。
ハンバーク、海老フライ、カレーライス……という具合に、今の子供たちでも好きそうなメニューが増えるのですね。

昔はひとことにカレーを作るといっても、市販のルーがありませんでしたから、きちんと小麦粉をバターで炒めて、そこにカレー粉を加えてという、ルーづくりからしなければなりませんでしたが、技術の進歩にともなって、良質のカレールーが市販されるようになりました。
甘口から激辛まで、それこそ今日本で市販されているカレールーの数はかなりのものになるのではないでしょうか。
一般的にカレーというのは、洋食屋さんと家庭、あるいはそば屋のカレーという具合に分かれていたような気がするのですが、それの様相が少々変わり始めたのは約20年くらい前からだと思います。
つまり、それまで日本にあったのは、具がポークであったり、ビーフであったりしましたが、それらのベースの味はどんなものかというと、イギリスの海軍カレーのような味わいのものだったと思われます。

これは、味の流行り廃りがなく、日本人の味覚に合っているようです。
食べるとほっとするような味ですね。
この味は今でも日本人の舌に合い、人気もあります。
それが、20年くらい前に始まったエスニックブームのおかげでしょうか、本場インドのカリーやナンが市民権を得るようになりました。

インドはチキンが主ですが、それ以外にも魚、豆、羊など、それまで日本人があまり食べたことのない種類のカリーもたくさん見かけるようになりました。
他方、東南アジア各国のカレーも注目されるようになりました。
カレーは黄色いもの(または茶色いもの)という考えが打ち破られるのが、東南アジアのカレーがメジャーになってからです。
日本では洋食屋さんであっても、家庭であっても、色は黄色から茶色いものが多いです。
ですが、タイ料理が有名になってくると、グリーンカレーや、ココナッツミルクを使った白っぽいもの、またレッドペッパーを使った赤くて辛いものなどが日本人のこころをつかみます。
そして、それまでとろみのあるカレーを食べて来た日本人がカルチャーショックを受けたのは、その色よりのとろみのなさかもしれません。
つまりスープカレーの登場です。
そんなところから、長粒種のコメの需要も出て来ました。
インドや東南アジア系のカリーには、ぱさぱさとした長粒種のコメがあうようです。
数十年前には、本格的なカレーを作りたくても、なかなかスパイスの手に入りませんでした。
今では作ろうと思えば、デパートでも通販でもかなり種類の豊富なスパイスを扱うようになりましたから、まったく問題がありません。

戦時中はカレーライスが辛子入り汁かけ飯と呼ばれていました。
それくらい昔から日本人にはなじみがあったわけです。
その時代から半世紀以上経ちました。
洋食屋さんの昔ながらのカレーもおいしいし、専門店のももちろんおいしい。
インド料理の店のカリーもおいしいし、東南アジア料理のお店のカレーもおいしい。
でも、一番ほっとするのは、家で食べる母親の作るカレーかもしれませんね。
カレーの日
奇しくもこの日は星野氏の誕生日。ということで、プレゼンテーションされたのは「バースデーファイトカレー」は「テキ」に「カツ」がコンセプトのカレーです。
現在ハウス食品のCMにも出演している星野仙一氏と、14年前にもカレーのCMで共演したという山本浩二氏、田淵幸一氏も応援団として参加し、「カレー談義」に花を咲かせました。
発表会が開かれた1月22日は、「カレーの日」というだけでなく、星野氏の61回目の誕生日にもあたることから。星野氏に元気をプレゼントしようと山本氏・田淵氏両が考案したのは、星野氏の大好物の牛肉を「ビフテキ」と「カツ」にして添えたカレー。
「『テキ(敵)』にカツ(勝つ)」をひっかけたわけですね。
星野氏も「メダル級の味ですね」と聞かれると、「メダルを超えてますね。これを選手にも食べさせてやりたいね」とご満悦な様子。
ビシッと決まったスーツ姿でカレーをほおばる星野氏はダンディーかつ、「日本のお父さん」という感じで、カレーにはぴったりのゲストだったのではないでしょうか
SPICE CAFE (スパイス カフェ)
東京都墨田区、押上駅からちょっと歩いたところにある、カフェです。
おしゃれ系カフェというのは、雰囲気はいいですが、味はイマイチ……という感じがしますが、ここはカレーの味も本格派だそうです。
その証拠に(?)ランチですら予約要という人気ぶり。
お店は古民家をリフォームしたなんともほっとする癒し空間。
お近くの方は一度いらしてみてはいかがでしょうか。
きゅうりはカレーに合わないか
好景気が続くイギリスは通貨ポンドの高騰もあって、貧乏旅行者にはとっても辛く、簡単な食事が続き野菜不足に陥った筆者は、これはいけないと思い、中華料理店で野菜カレーを頼んだ……ということだ。
運ばれてきたカレーはヨーグルトの香りのする本格派だったのだが、カレーの具はもやし、にんじん、白菜、ピーマン、マッシュルーム、ミニコーン……という具合でびっくり。でも恐る恐るスプーンですくってみると……これがおいしいということである。
これに影響された(?)筆者は自作の野菜カレーを作るのだが、その中で唯一カレーに合わないと思ったのがきゅうりだったらしい。
この記述に私はちょっと首を傾けた。
というのは、このサイトでも紹介しているのだが、私は「夏野菜カレー」というものをこよなく愛しており、この夏野菜カレーには、きゅうりもズッキーニもなすも入るのだ。そしておいしい。
ということで、きゅうりは切り方によってまずくなるということだと思う。
あとはやはり日本式昔風カレー(じゃがいもがごろごろ入っているドロッとしたやつね)には合わないなと、私も思う。
ということで、その記事を載せておくので、興味のある方は読んでみてください。意外な野菜がカレーに合うことなんかも書いてあるので、カレーのバリエーションが広がるかもしれないよ。
卵カレー
カレーにゆで卵を添えて食べる方は多いですが、このカレーは卵が主役のカレーです。
肉が入っていないカレーなので、コクをプラスするために最後に生クリームを入れるのがコツです。
本場インドでは生卵をカレーの中に直接落とし込むこともありますが、今回は見栄えがするように半熟卵を加えることにしました。
材料(約4人分)
卵 4?8個
タマネギ 3個
りんご 1個
クミンシード 小さじ1
カルダモン 2粒
おろししょうが 大さじ1
ガラムマサラ 大さじ1
ターメリック 大さじ2
粉末赤唐辛子 小さじ1
スープストック 2カップ
生クリーム 2カップ
サラダ油 大さじ3
塩 小さじ2
こしょう 少々
作り方
1 タマネギは皮をむいてすりおろす。りんごは芯を取って皮付きのまますりおろす。
注)りんごは皮ごとすりおろすので、よく洗ってください。
2 カレーを煮込める深鍋に、サラダ油とクミンシードを入れて弱火にかけ、香りが出るまでゆっくりと炒める。
3 クミンシードのよい香りがして、パチパチと音がしてきたら、タマネギのすりおろしとカルダモンを加え、弱火のまま約5分間木べらなどでまぜながらゆっくりと炒める。
4 3の鍋におろししょうが、ガラムマサラ、ターメリック、粉末赤唐辛子を加えてさらに5、6分炒める。
5 4の鍋にりんごのすりおろしとスープストックを加えて、15分ほどコトコト煮込む。
注)火加減は鍋の表面がくつくつするくらい。
6 卵を半熟にゆでて皮をむく。
注)卵はゆであがったら、すぐに冷水で冷やすと皮がむきやすいです。半熟卵にするゆで時間の目安は、水からゆでて、お湯が沸騰して4?6分くらいです。
7 6のゆで卵を5の鍋に加えて、塩とこしょうで味を調え、さらに5分ほど煮込む。
注)ゆで卵を温めなおすくらいの時間です。必要以上に煮込むと半熟卵が固茹で卵になってしまいます。
8 生クリームを加えてさっと煮たらできあがり。
ワンポイント
食べるときは、半熟卵をくずしながらいただきます。
ラッシー
カレーが辛いのは当たり前ですが、ただの氷水ではなかなかヒリヒリした舌の感覚はもどりません。
そんなときぴったりなのがラッシー。カレーと相性のよいヨーグルトで作った飲み物です。
材料(作りやすい量)
プレーンヨーグルト 2カップ
冷やした水 3カップ
ガラムマサラ 少々
ミントの葉 少々
作り方
1 ボウルにプレーンヨーグルトと冷えた水を入れ、泡立て器でよく混ぜ、グラスに注ぎます。
2 ガラム・マサラをほんの少しふり入れ、ミントの葉を飾ります。
ワンポイント
ヨーグルトを水で割っただけの飲み物ですが、カレーとの相性は抜群です。
食事中に飲むときには塩味で、食後に飲むときには砂糖やハチミツ、フルーツソースを加えるとデザートドリンク感覚でいただけます。
刻み野菜のピクルス
カレーの付け合わせというと、どうしても福神漬けやらっきょうくらいしか思いつかないというかたも多いのではないでしょうか。
市販のものは手軽で使いやすいのが便利ですが、たまには手作りのピクルスをつけあわせにしてみませんか。
ありあわせの野菜で、一晩漬け込むだけでできるピクルスをご紹介します。
材料
大根 200g
にんじん 1/2本
キャベツ 1/4個
キュウリ 1本
たまねぎ 1/2個
ガラムマサラ 大さじ1/2
ターメリック 大さじ1
クミンシード 小さじ1
赤唐辛子 3本
酢 1カップ
ハチミツ 大さじ1と1/2
レモン汁 1個分
塩 大さじ2
作り方
1 タマネギは薄切り、それ以外の野菜はすべて千切りにします。
2 ボウルに1の野菜を入れ、塩をふって全体を混ぜます。
3 しばらくして2の野菜から水気が出てきたら、即席つけもの器(卓上つけもの器)に入れて軽く押しをかけ、さらに10分間隔ごとに押しを強くして3時間漬け込みます。
4 3の野菜を食べてみて塩気が強いようなら軽く水洗いします。塩加減がよいようならそのまま水気をきります。
5 4を漬け物器に戻し入れ、ガラムマサラ、ターメリック、クミンシード、赤唐辛子、酢を加えて全体をよくまぜます。汁気が野菜にかぶるように軽めに押しをかけ、一晩漬け込みます。
6 よい色がついてよく漬かったら、ハチミツとレモン汁を加えて全体をよく混ぜてできあがり。
ワンポイント
キリッとスパイスをきかせて、すっぱいくらいの味付けにするのがポイントです。
ピクルスの酸っぱさとカレーは大変相性がよいですよ。
カレーピラフパエリア風
パエリア風のカレーピラフを圧力鍋で作ります。
圧力鍋なので、調理時間も短く、すぐできるので休日のブランチなどにも最適です。
材料(2人分)
アサリ 12個
米 1と1/2カップ
大正えび 10尾
ブロッコリー 1/4株
塩 小さじ1
バター 大さじ1
たまねぎ 1/4個
カレー粉 大さじ1
スープ 1と1/2カップ
白ワイン 大さじ2
作り方
1 アサリは塩水に(塩は別途量)つけて砂をはかせ、よくあらって水気をきる。
注)殻をこすり合わせるように洗います
2 米は炊く1時間前に洗ってザルにあげておきます。
注)こうするとできあがったご飯がべとつきません
3 大正えびは殻をむいて背わたを取ります。タマネギはみじん切りにします。
4 ブロッコリーは小房に分けて塩(別途)少々を入れた湯でゆでます。
5 圧力鍋を中火にかけてバターを溶かし、タマネギを入れてしんなりするまで3分ほど炒めます。
6 次に洗ってザルにあげておいた米を入れ、米が透き通るまで炒めます。
7 米が透き通ってきたら、カレー粉を加えて炒め、スープ、ワイン、塩小さじ1も加えて煮立て、アサリと大正えびを加えます。
8 ふたをして強火にかけ、圧力がかかったら弱火にして5分間加熱します。
注)スープを加えたら、いったん煮立てることで、ご飯がふっくらと炊きあがります
9 10分蒸らして、塩ゆでしておいたブロッコリーを加えてさっくりまぜたらできあがり。
ワンポイント
タマネギはしんなりするまで十分に炒めましょう。
米を加えたら米が透き通るまで炒めるようにします。
アサリはちゃんと砂をはかせないと仕上がりが悪いので、砂をはかせるのが面倒なときは、砂抜きのものを買ってくると手軽です。
そば屋さんのカレーうどん
そば屋さんのカレーというのが好きな日本人は大変多いですね。
普通のカレーとそば屋さんのカレーの一番の違いは、和出汁をカレーに加えるところなのですが、このレシピでいつでも家で「そば屋のカレー」を食べられますよ。
材料(2人分)
豚肩ロース(薄切り) 100g
タマネギ 1/4個
ねぎ 5cm
昆布 20cm
煮干し 20尾
さば節 ふたつかみ
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ4
塩 小さじ1/2
カレー粉 大さじ1
片栗粉 大さじ1
ゆでうどん 2玉
水 3カップ
作り方
1 豚肉は1枚を2つに切ります。
2 タマネギは薄切りにします。ねぎは縦に切り込みを入れて芯をのぞいてから小口切りにして水にさらしてから水気を切ります。
3 鍋に水カップ3と昆布を加えて火にかけ、煮立ったら昆布を取り出し、煮干しを加えて5分ほど煮て、ザルなどでこします。
4 鍋に3を再び戻し入れて煮立て、今度はさば節を加えてそのまま1分間煮たら再度ザルなどでこします。
5 4を鍋に戻し入れ、みりん、塩、しょうゆ、豚肉を入れて煮立て、丁寧にアクをとりながら、豚肉に火が通るまで煮る。
6 カレー粉に5の汁を少量加えて溶き、5の鍋に加えてダマにならないように、全体を混ぜます。
7 6にタマネギを加え、さっと火を通し、片栗粉大さじ1を水大さじ1(分量外)で溶き汁のとろみを加減しながら少しずつ加えて好みのとろみにする。
注)片栗粉を溶かし入れるときには、同量の分量の水で溶いたものを加えるのが一般的です。ダマになりやすい人は、一度水で溶いた片栗粉を放置し、片栗粉が沈んだらその上澄みを捨て、再び同量の水を加えて溶かしたものを使用するとダマになりにくいです。
8 ゆでうどんを熱湯で温め水気を切ってどんぶりに入れ、7のカレーをかけて、小口切りにしておいたねぎを天盛りにして出来上がり。
注)ゆでうどんなので、温めるだけで十分です。カレーの鍋で煮込んでしまうとうどんがのびてしまいます。
ワンポイント
カレーうどんのポイントはカレーのとろみです。あまりとろみが濃すぎるとおいしくありませんし、まったくとろみがなくてもうどんにカレーがからまずおいしくありません。
水溶き片栗粉は少量ずつ加えて加減するのがポイントです。
スープストックの取り方
カレーを作るときにスープストックを使うことがあります。
粉末のスープの素を溶かしたものでもよいのですが、時間のあるときにはスープストックから作ってみませんか。
鶏手羽先を使った簡単なスープストックの取り方をご紹介します。
材料(できあがり約2.3リットル分)
鶏手羽先 20本
ねぎ 1/2?1本
にんにく 2かけ
しょうが 親指大2かけ
ローリエ 1枚
水 2.5リットル
サラダ油 大さじ2
作り方
1 手羽先は関節のところで2つに切る。
2 ねぎは手でちぎるか、包丁でぶつ切りにする。
3 にんにくは皮をむいて、空きビンの底などでつぶし、しょうがは皮付きのまま包丁の背などで叩いてつぶす。
4 スープを煮込めるような深鍋にサラダ油を弱火で熱し、ねぎ、にんにく、しょうがを入れて、香りが出るまでゆっくりこがさないように炒める。
5 香味野菜の香りが出てきたら、2つに切った手羽先を加え、軽く表面を焼き付ける。
注)こうすることで鶏肉のくさみが香味野菜によってとれます
6 5の鍋に水を加え、強火で煮立ててアクを丁寧にとったら弱火にする。
7 6の鍋にローリエを入れて弱火でコトコト1時間以上ゆっくりと煮込む。
8 スープができあがったらこし器などでこして使う。
ワンポイント
スープをとったあとの手羽先は、骨と皮を取り除いてほぐすとサラダや和え物に使えます。
カレーどんぶり
鴨がねぎを背負ってくる時期にはぜひ作っていただきたいカレー。
焼きねぎの香ばしさと、しょうがの香りがカレーの風味と味を引き立ててくれます。
和風だしを使うので、おそば屋さんのカレーが好きな人にもおすすめです。
材料(4人分)
鴨ロースの薄切り 200g
タマネギ 1/2個
ねぎ 1と1/2本
おろししょうが 大さじ1
昆布 20cm
煮干し 20尾
削り節 ふたつかみ
水 2カップ
本みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ4
塩 小さじ1/2
カレー粉 小さじ2
片栗粉 大さじ3
温かいご飯 4人分
作り方
1 たまねぎはうすぎりに、しょうがはおろしておく。ねぎは約5cmの長さのぶつ切りにしてから直火で焼き目をつけるくらい焼いておく。
2 煮込める鍋に水と昆布を入れて中火にかけ、鍋が煮立ったら、昆布を取り出す。
3 2の鍋ににぼしを加えて5分間ほど煮出してからこし器や、ざるに敷いた清潔なさらし(ふきん)などでこしておく。
4 鍋に3のだしを再び戻して煮立て、削り節を入れて1分ほど煮立ててだしをとり、3と同様にこす。
5 鍋に4のだしと本みりん、しょうゆ、塩、鴨肉、タマネギをくわえて中火にかけ、煮立ったら、弱火にしてコトコト煮込みながらていねいにアクをとる。
6 ボウルなどにカレー粉を入れ、鍋の煮汁を少量加えてだまができないように溶いてから5の鍋に加えて、鍋全体に行き渡るようによくまぜる。
7 鍋のタマネギがとろとろとした感じになってきたら、片栗粉を大さじ3(分量外)の水で溶き、煮立ったカレーの鍋に加えて手早くまぜる。
注)手早く全体的に混ぜないと、カレーのとろみがまだらになってしまいます
8 どんぶりに温かいご飯をよそり、カレーをかけてから1の焼き色をつけたねぎをのせ、その上にもう一度カレーをかけて、おろし生姜を天盛りにして出来上がり。
ワンポイント
このカレーはカツカレーにしてもおいしいですよ。
本みりんがない場合はみりん風味でもかまいませんが、みりん風味だと、やはり味と風味が足りない感じです。
納豆オクラカレー
納豆のくさみが苦手な方でも違和感なくいただけるカレーです。
また、納豆やオクラのねばねばしたものが好きな方には一押しのカレーです。
醤油を隠し味に加えることで白米との相性も抜群です。
納豆がどうしてもダメという方は、缶詰などの豆の水煮をつかうといいですよ。
材料(4人分)
納豆 200g
オクラ 20本
ねぎ 2本
トマト 1個
タマネギ 1/2個
サラダ油 大さじ1と1/2
カレールー 市販のもの100g
醤油 大さじ1/2
塩 適量
水 3と1/2カップ
あたたかいご飯 4人分
作り方
1 タマネギはみじん切りにする。オクラは塩をふってもんだ後、熱湯にさっと通し冷水で冷やしたもののへたをとり、小口切りにする。
2 ねぎは1cmくらいの輪切りにする。トマトは縦半分に切ってへたと種を取り除いてから1cm角くらいに刻んでおく。
3 厚手の鍋に、サラダ油大さじ1/2を入れて弱火で熱し、タマネギのみじん切りを入れてじっくりといためる。
注)飴色になるまでいためると一番いいですが、めんどうなら火が通るまでいためればOKです
4 3の鍋に水を加えて中火にし、煮立ったら弱火にしてカレールーを割り入れて全体をよくまぜる。
注)カレールーは鍋を弱火にしてから入れてください。そうでないとうまく溶けなくてダマになってしまいます
5 フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、ねぎをさっといためて4の鍋に入れる。
6 カレーの鍋にオクラ、トマト、納豆を加えてひと煮立ちさせたら、醤油を加えてよく混ぜる。
7 器にご飯を盛り、カレーをかけて出来上がり。
ワンポイント
辛口が好きな方は、4の鍋に小口切りにした赤唐辛子の小口切りや粉唐辛子、チリペッパーなどを加えると辛みが加わり風味もよくなります。でも入れ過ぎに注意してください。
ラムとさやいんげんのインドカレー
インドではラムのかたまり肉を使いますが、日本では手に入りにくいので、手軽に手に入るラムチョップを使って作ります。
ラムチョップを使うと、骨のうまみのも出るのでいいですよ。
ラムの独特の風味と香りをよくするために、スパイスを一工夫しました。
ラム肉のくさみが気になる方は、香ばしくラム肉を焼き付ける手順を念入りにすることをおすすめします。
材料(4人分)
ラムチョップ 8本(約500g)
さやいんげん 100g
タマネギ 大2個
ニンニク 大1かけ
しょうがのすりおろし 小さじ1
完熟トマト 2個
サラダ油 大さじ5
塩 小さじ1/2+小さじ1と1/3
カレー粉 大さじ1/2+大さじ3
赤唐辛子 2本
ローリエ 1枚
クミンシード 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1/4
コリアンダー 小さじ1/2
こしょう 少々
水 2カップ
あればミントの葉
ターメリックライス 4人分
作り方
1 タマネギとニンニクをみじん切りにする。さやいんげんは筋を取ってから両端を少し切り落とし、半分の長さに切っておく。
2 厚手の煮込める鍋にサラダ油大さじ4を弱火で熱し、タマネギのみじん切り、ニンニクのみじん切り、ショウガのすりおろしを入れて、焦がさないように炒める。
注)ニンニクはこげやすいので注意してください
3 タマネギがしんなりしてきたらふたをし、ときどき混ぜながらタマネギがあめ色になるまで40から50分ほどとろ火にかける。
4 ラムチョップの両面に塩小さじ1/2とカレー粉大さじ1/2をすり込むようにまぶす。
注)生の肉に直接カレー粉をまぶしておくのがおいしさの秘訣です
5 トマトは湯むきして横半分に切り、種を取り除いてから1cm角に切ります。
6 3の鍋のタマネギがあめ色になったら、赤唐辛子、ローリエ、クミンシード、カレー粉大さじ3、チリパウダー小さじ1/4、コリアンダー小さじ1/2、こしょうを加えてサッと炒め、水2カップを加えて中火にする。
7 6の鍋が煮立ってきたら、角切りにしたトマトと塩小さじ1と1/3を混ぜてふたをし、弱火で15分ほどコトコト煮込む。
8 フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、中火で熱し、ラムチョップを入れて両面を色よく焼く。さやいんげんも加えてサッと炒める。
9 7の鍋に焼き色をつけたラムチョップとさやいんげんを加えて5から6分煮込む。
10 器にターメリックライスを盛ってミントの葉を飾り、カレーを脇にかける。
ワンポイント
ラム肉は見栄えよく盛りつけてくださいね。
辛さはチリパウダーである程度調節できます。
ターメリックライスの作り方は、サイト内のナン・チャパティ・ライスのカテゴリ内にあります。
ターメリックライスでなくても、白米やナンなどでもおいしくいただけます。
ほうれん草と鶏ひき肉のカレー
ほうれん草をたっぷりと使ったキーマカレーのようなカレーです。
鶏ひき肉は控えめにしているので、野菜を食べるカレーですね。
ほうれん草もフードプロセッサーでペースト状につぶしますので、煮込み具合はお好みで。また、フードプロセッサーがなくても、包丁で丁寧に細かく刻んでいけば大丈夫です。
水分を多めに残すもよし、鶏ひき肉の分量を増やしてキーマカレー風にすることもできます。
材料(4人分)
ほうれん草 400g
鶏ひき肉 150g
タマネギ 大2個
にんにく 大1かけ
ショウガのすりおろし 小さじ1
トマト 2個
パルメザンチーズ(粉) 適宜
サラダ油 大さじ4
赤唐辛子 2本
ローリエ 1枚
シナモンスティック 1/2本
クミンシード 小さじ1/2
カレー粉 大さじ2
ターメリック 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
塩 小さじ1と1/3
水 400cc
作り方
1 タマネギとニンニクはみじん切りにする。ショウガは小さじ1分をおろしておく。
2 煮込めるような厚手の鍋に、サラダ大さじ4を入れ弱火で熱して鍋に熱が回ってきたら、みじん切りにしたタマネギとニンニク、すりおろしたショウガを入れて焦がさないようにゆっくりと炒める。
注)このときあせって強火にしたりするのはNGです
3 タマネギがあめ色にしんなりとしてきたらふたをして、ときどき混ぜながら40?50分ほどとろ火にかけておく。
4 ほうれん草は塩少々(分量外)を入れた熱湯に根の方から入れて茹で、茹で上がったら冷水に取ってさまし、水気を絞ります。
注)このとき冷水にひたすのはほうれん草の色をよくするためです。長い時間水につけておくと栄養分も出て行ってしまうので注意。
5 ほうれん草を1cmくらいの長さにきってフードプロセッサーにいれ、ペースト状になるまで撹拌する。
注)フードプロセッサーがない方は、包丁で丁寧にこまかく刻んでもOKです
6 トマトは包丁の刃先でへたをくりぬき、反対側に十文字の切れ目を入れてから、熱湯で1分ほど茹で、冷水に取ってさます。
7 トマトの皮を十文字の切れ目から剥き、横半分に切ってから種を取りのぞいて、1cm四方くらいの角切りにする。
8 3の鍋の中身があめ色を通り越して、茶色っぽくなったら鶏ひき肉を加えて、ひき肉をほぐすように炒めあわせる。
9 鶏ひき肉の色が変わったら、赤唐辛子、ローリエ、シナモンスティック、クミンシード、カレー粉、ターメリック、チリパウダー、ガラムマサラを加えてサッと炒め、水、トマトを加えて中火にする。
10 9の鍋が煮立ってきたらふたをして火を弱め、コトコト15分ほど煮込む。
11 10の鍋にほうれん草と塩を加えてさらに5分ほど煮込み(水気が多いと感じる方はお好みでもう少し煮込んでも可。でもぱさぱさにならないように気をつけてください)、器にもってパルメザンチーズを振って完成。
注)ごはん、チャパティー、ナンなどお好みのものを添えて召し上がってください。
ワンポイント
カレーの辛さはチリパウダーで調節できます。
カレーのうまみを格段にあげるのはガラムマサラなので、コレは絶対に入れてくださいね。
盛りつける前にローリエは取り除いておいたほうがいいと思います。間違って食べてしまうと苦いです。
ビーフカレーのドリア
ビーフカレーがあまったときにはドリアに再利用できます。
また、ここで紹介するように一からビーフカレーを作ってももちろんOK。
できたてアツアツの、とろ?りとろけるチーズがビーフカレーにマッチします。
材料(4人分)
牛薄切り肉 200g
タマネギ 1個
パプリカ(黄・オレンジ)各大1個
ニンニク 1かけ
温かいご飯 4人分(約800g)
パセリ 適量
ピザ用チーズ 100g
サラダ油 大さじ3
カレー粉 大さじ3
小麦粉 大さじ1と1/2
塩 小さじ1
バター 適量
水 3カップ
作り方
1 牛肉はだいたい3cmの長さに切る。
2 タマネギは縦半分に切ってから縦に薄切りに、パプリカは縦半分に切ってへたと種を取ってから2cm角くらいに切る。ニンニクはみじん切りにする。パセリもみじん切りにしておく。
3 厚手の鍋にサラダ油大さじ3を弱火で熱し、タマネギとニンニクを炒める。
注)このとき、タマネギとニンニクを焦がさずにじっくりといためるのがおいしさのコツです。
4 タマネギがあめ色にしんなりしたら、牛肉を加えてサッと炒めてからカレー粉と小麦粉を加えてサッと炒める。
注)前もって別量のカレー粉を牛肉にもみ込むようにまぶしておくと、より本格的な味になります。その場合は、後で加えるカレー粉の量を調節してくださいね。
5 4の鍋にパプリカを加えてさらに炒める。
6 5の鍋に水3カップを加え、中火で煮立てたら、塩を加えて混ぜる。塩を入れたら、弱火にしてカレーにとろみがつくまでコトコト煮込む。
7 耐熱容器の内側にバターを薄く塗ってからご飯を入れてパセリのみじん切りを適量散らす。
注)このあたりでオーブンを温め始めるとちょうどよいかんじかな。
8 7にとろみのついたカレーをかけて、ピザ用チーズをのせ、230℃に温めておいたオーブンで8?10分焼く。チーズがとけて、うっすらと焦げ目がついたら出来上がり。
ワンポイント
チーズは全体にまんべんなく広げるように散らしましょう。
ふつうの白米ではなくて、サフランライスを使うと残り物のビーフカレーを使っても、ちょっとリッチな感じになります。
夏にはやっぱり激辛カレー?
もっとも、ここ10数年のエスニックブームで、激辛カレーは日本に根付いたような感もありますが。
ただ、食欲がないから元気をつけようと、辛いカレーを食べるのは逆効果だったりします。
ちょっと体が疲れてるなあ……というときは、野菜メインの穏やかな味のカレーの方が体がよろこんでくれます。
まずは、体を元気にして、それから辛いカレーを食べましょう。
そうでないと、胃を痛めてしまうこともありますよ。
ちなみに、辛いカレーを食べる前に、ヨーグルトを食べると、胃の刺激が緩和されるという話もありますので、興味のある方はお試しください。

夏はオクラのカレーもおいしいです
白身魚とキャベツのカレー
シーフードとココナッツミルクのカレーは東南アジアでよく食べられています。
といっても、材料はちょっと大きいスーパーなどで十分手軽に手に入るものばかりです。
白身の焼き魚に飽きたら、ぜひカレーにしてみてください。
新しい味が発見できると思いますよ。
材料(4人分)
白身魚の切り身(すずき、鯛、タラなど)4切れ
キャベツ 300g
さやいんげん 120g
トマト 2個
タマネギ 大1個
にんにく 1かけ
しょうがのすりおろし 小さじ1
ココナッツの細切り(ローストタイプ)適量
あたたかいご飯 4人分
ココナッツミルク 1カップ
A 塩 小さじ1/3
カレー粉 大さじ1/2
サラダ油 大さじ4
白ワイン 大さじ3
B 赤唐辛子 1本
ローリエ 1枚
クミンシード 小さじ1/2
カレー粉 大さじ2か3
塩 小さじ1
粗挽き黒こしょう 適量
水 2カップ
作り方
1 白身魚は骨をとり、一口大に切って、Aをまぶして10分ほどおいておく。
2 キャベツは約4cm角に切る。
3 いんげんはヘタを落として半分の長さに切る。
4 トマトは包丁を刃先でヘタをくり抜いてから、反対側に浅く十字に切れ目を入れる。
5 4のトマトを熱湯で1分ほどゆで、冷水で冷やしてから皮をむく。皮をむいたら横半分に切って種を取り除いて約1cm角に切る。
6 タマネギとニンニクはみじん切りにする。
7 厚手の鍋に、サラダ油大さじ2を弱火で熱し、タマネギ、ニンニク、しょうがを入れて、タマネギがしんなりするまでゆっくりと炒める。
8 フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、白身魚を入れて両面を焼き、白ワインをふり、アルコールを飛ばす。
9 7の鍋にBを加えてさっと炒め、8の白身魚と水2カップを加えて中火にする。
10 鍋が煮立ったらトマトと塩小さじ1/2を加えて混ぜ、ふたをして弱火でコトコト6?8分煮込む。
11 フライパンにサラダ油大さじ1を弱火で熱し、いんげん、キャベツの順にさっと炒め、塩小さじ1/2をふる。
12 11を10の鍋に加え、ココナッツミルクを加えて混ぜる。ふたをして8分から10分ほどコトコト煮込む。
13 カレーを器に盛り、ご飯は別の器に盛る。
14 ご飯にココナッツの細切りと粗挽き黒こしょうを散らしてできあがり。
ワンポイント
ココナッツの細切りはデパートやスーパーの製菓コーナーに置いてあります。
ローストしていないものは、フライパンに油を敷かず、から煎りすればOKです。

ストレス解消にカレー
といっても、食べるよりも作るのがストレス解消になります。
カレーは野菜の皮をむくことが多いですが、この野菜の皮をむくという作業は案外集中して行いますので、頭の中がからっぽになるという方が多いです。 たまにはちょっと大きめの鍋にカレーを作ってストレス解消しませんか?
もちろん、美味しくできたら最高ですよね。
そうすれば、食べてもストレス解消になります。
ラージマハール 六本木店
ラージマハールとの名のとおり、インド王侯貴族の料理が食べられます。
パーティーなどではメニューにないインド料理にも対応できるとのこと。
ちなみに「ラージマハールコース」は、カレー3品、タンドリーチキン、シシカバブ、フィッシュティッカ、サフランライス、ナン、サラダ飲み物がついて3,000円くらいです。
このお店の特徴は、カレー1品の分量が比較的多めなので、複数人数で行って、野菜、魚、肉などさまざまな種類のカレーをシェアできること。
テイクアウトもできるそうです。
